2014年10月15日水曜日

『中国移動香港』 LTE対応4G/3G Data SIMカード購入~中国移動通信WiFiルーター 「HUAWEI E5375」で接続 LTEデータ定額 1.5GB/5日間/48HKドル(約650円)


4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card~初期残高78HKドル  

 中国移動香港のLTE対応プリペイドSIMカード、「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」を香港国際空港到着階の両替所で手に入れました。価格は、定価どおりの80HKドル、初期残高は78HKドルです。(残高80HKドルのようですが、開通と同時に、行政服務費2HKドルが引かれますので)

 この中国移動香港の「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」は、4G=LTE回線に対応したプリペイドSIMカードです。今回、このSIMカード、中国移動通信WiFiルーター 「HUAWEI E5375」に挿して、ルーター使用のSIMとして使いました。

 何せ、香港のホテル、有線LAN、WiFiも有料でそれも高いので、WiFiルーター は役に立ちます。更に、今回は、docomoのiPhone6を持っていきましたので、SIMロックがかかっていて、現地のSIMカードが使えませんので、ホテルでは、ラップトップPCの接続、外では、iPhone6の接続と活躍しました・・・。

 勿論、通話も可能で、国際電話もできます。日本への国際電話、固定電話へ0.18HKドル/分、携帯電話へ3.28HK/分になります。


LTE対応周波数1800MHz/2600MHz~2100Mhzには未対応

この「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」の特徴は・・・  

◎SIMサイズ: 通常/マイクロ両対応のコンビSIMタイプ  
◎通信規格: LTE/DC-HSPA+/HSPA/W-CDMA/GSM  
◎周波数帯: 1800/2600MHz(LTE)、2100MHz(3G)、1800MHz(2G) 
◎通信速度(下り): 最大112.5Mbps(LTE)、最大42Mbps(DC-HSPA+)
◎有効期間: 180日
◎月額維持費: 2HKドル

 
データ通信~4G=LTEに対応/4Gが繋がらない時は3Gに

① データ定額を申し込まない時は、1日の上限28HKドルのデータプランが適用されます。その場合、1日のデータ容量1GBを超えた時点で、速度制限がかかり、128kbpsになります。

② 4G/3G Data のデータ定額プランには・・・

・ 速度制限無 1.5GB/5日間/48HKドルが有ります。短期旅行者向けのプランですね。
・ これ以外に、200MB/50HKドル、1GB/148HKドルというプランも有り、有効期限は、SIMカードと同じということで、180日間です。こちらは、時々、香港に来る人向きのようです。  
・ 速度制限有りなら、これ以外にも、データ定額プランは有りますが、割愛します。

開通作業とデータ定額の設定・・・

① 「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」は、開通作業が必要です。まず、SIMフリーのスマートホンに、SIMカードを挿して、開通作業を行いました。香港のどこかに電話すれば、開通しますので、フリーコールの193193へ電話して、繋がったら切れば開通しました。

② しばらくしたら、下記のSMSが飛んできて、電話番号、残高、有効期間が表示されました。

③ そうしたら、データ定額プランの申し込みです。USSDコールを使い、*103*100*07#を発信したら、下記のように、「1536.000MB・・・・・」というSMSが飛んできて、設定完了の連絡がきます。10月11日に設定しましたので、有効期限5日後の10月16日になっています。

④ ここまで終われば、SIMカードの設定は完了ですから、スマートホンの電源を切り、SIMカードを抜いて、今度は、WiFiルーター 「HUAWEI E5375」に挿し替えました。

 

中国移動通信WiFiルーター 「HUAWEI E5375」でLTE接続


 中国移動香港の場合、プリペイドSIMカードで利用可能なLTE周波数は、1800MHz/2600MHzのみとなっています。
 日本で発売のWi-Fiルーターの多くは、2,600MHz帯(Band 7)は未対応ですが、中国移動通信WiFiルーター 「HUAWEI E5375」は、中国本土のWi-Fiルーターですが、1800MHz/2600MHzに対応しています。

  「HUAWEI E5375」に、「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」を挿したら、自動的に、CMHKの表示が出ました。中国本土の中国移動通信=CMCCの場合、もともと専用ルーターで、標準設定がされていることも有り、自動的に接続開始するようです。
 今回の中国移動香港=CMHKのSIMも自動認識だけはするようです。ただし、中国移動香港のSIMは、そのままデータ通信開始とはなりません。

 そこで、docomoのiPhone6から、 WiFi設定で、「HUAWEI E5375」を選び、アクセスを開始したら、ルーターのログイン画面が自動的に開きました。ログイン(IDもパスワードもadmin)して、APN(APN:CMHKです)を設定すれば、簡単に、コネクティングになり、下記写真のように、WiFiが使えるようになりました。
 画面の表示、一番上、アンテナマークは「電波強度」で、5本立ってますから、最大です。4Gマークは「4G接続中」の意味です。その後のWiFiマークは「WiFi接続端末数」で、設定用のiPhone6だけ接続していて、1となっています。
 一番大事なのは、その後にある「地球マーク」が表示されているかどうかです。表示されていれば「インターネット接続中」で、消灯していれば「未接続」で、接続設定が再度必要です。
 今回は、iPhone6で、設定完了後、画面中央部のCMHKが消え、「地球マーク」が3回点滅して、上部に「地球マーク」が表示され、CMHKが元通り表示されました。
 「地球マーク」が表示され、接続設定が完了すれば、同じSIMカード(今回は中国移動香港)を使う場合、ルーターの電源を切って、再度電源を入れても、設定不要で、すぐに接続が再開されます。

 
 
中国移動香港のLTE回線の速度は・・・・
 
 中国移動香港の「4G/3G Data Voice Prepaid SIM Card」は、LTE回線対応で、ルーターも4G表示が出ています。
 しかし、ホテルの部屋で、何回か速度計測しましたが、下りで、最高9Mbps程度でることも有りますが、平均的には、下のような速度です。ホテルの部屋は9階ということも有り、2,600MHz帯=Band 7では、ナカナカ速度が出ないようです。帰りに、香港国際空港では、下り12Mbps程度出ていました。香港のLTE回線、これから拡充されるのかもしれません・・・。

2 件のコメント:

  1. 記事有難うございます。私は、HKGで購入したHTC Desire 310の片方にこのSIMカードを挿しています。VISAかMasterかにより、日本でもオンラインでリチャージ(リフィル、リロード)できますね。
    http://tabitabi2400016.blogspot.hk/2013/06/sim50hk.html
    https://www.hk.chinamobile.com/en/prepaid_services/prepaid_services/prepaid-services-online-refill.html
    私の場合、有効期限(180日)は2015年3月某日23時59分までとなっています。180日以内にリチャージすれば同じ電話番号を継続でき、できなければ失効する、ということですね。

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    1. 書き込み有り難うございます。

      チャージの件ですが、中国移動香港の場合、オンラインでやれば、瞬時に、加算され、有効期間が延長されます。

      ですから、有効期間が切れる前、ギリギリでも、チャージすれば問題無いと思います。チャージ額、50HKドル以下なら30日延長、50HKドル以上なら180日延長されます。

      有効期限が切れるまでに、チャージしなければ、SIMカードは失効するはずです。1年に何回か行く方は、チャージした方がお得ですが、1年に1回程度なら、本体価格80HKドルなので、その都度買った方がお得かもしれません・・・

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